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VOL.2156 阪神大賞典(GII)


2年前までは春の天皇賞へのステップレースとして、大阪杯と肩を並べる存在だったこのレースも、昨年から大阪杯がGIに格上げされてしまい、取り残された感がある。京都記念、中山記念、金鯱賞が大阪杯GI化の影響でレベルアップしたのに対して、このレースはあおりを喰らって出走馬が揃わなくなってきたように思える。

もちろん春の天皇賞へのステップレースとしての位置付けはあるわけだが、その天皇賞自体が、大阪杯がGIになったことで、いかにその距離が敬遠されているのかがはっきりしたように思う。短距離、中距離と同じようなレースがきちんと長距離でも組まれているのであれば、大阪杯路線と天皇賞路線がはっきり分かれ、それでもどちらも同じようなレベルを保って並立するということもありえるのだろうが、そもそも日本の競馬には長距離路線というものは存在しない。天皇賞の凋落とともに、阪神大賞典もぱっとしなくなるのだろう。そのうち、土曜日開催に戻るかもしれないな。

個人的な見解だが、大阪杯がGIに格上げされたことで、阪神大賞典の役割は決定的に変質したのではないかと思っている。たしかに今年、ここに出てきて、圧倒的な1番人気になっているクリンチャーはひょっとすると、天皇賞で、(出てくるのかどうか知らないが)サトノダイヤモンドやシュヴァルグランを相手にしないほどの強さを見せる可能性がないとは言い切れない。そうであるなら、大阪杯がGIになっても春の天皇賞は強いステイヤーが本領を発揮するレースとして価値が保たれる。ただこれも個人的な見解だが、クリンチャーがそれほどの馬だとは思えない。京都記念でダービー馬、皐月賞馬を倒したというのは事実で、それはそれで評価すべきだと思うのだが、菊花賞、京都記念とここ2走の好走が道悪だったというのは引っかかる材料である。それに菊花賞は道悪だからこの馬を馬券対象に入れたのだが、道悪だから馬券対象から外したキセキに完敗の格好だった。あの馬場が得意だとは思えないキセキに得意であろうはずの馬場で敗れたクリンチャーが強いと言えるのかどうか。そうは思えない。

クリンチャーがGI級の馬ではないと考えると、ここを勝つのかアルバートしかいない。

ステイヤーズS3連覇にダイヤモンドS勝ちという実績は、現役では抜きんでた長距離実績だと言える。その一方で春の天皇賞では6着、5着と健闘止まりの成績しか残せていない。ここから言えるのは、実はたいしたステイヤーではない、ということではなくて、春の天皇賞のように本当に強い馬が出てくるレースでは、絶対能力の前に距離適性が敗れているだけのことなのではないかと思う。あと付け加えるなら、天皇賞が行われる淀の高速馬場が合わないということもあるのかもしれない。

今年の阪神大賞典は、GI級の馬は不在で、単純に3000mという距離で強いのはどの馬か、というレースになるのではないかとみる。それなら文句なくアルバートだろう。気になる点があるとすれば、ここで鞍上が祐一君なのか、というなのだが、彼も過去にこのレースを2度ほど勝っているわけだから、それほど気にすることでもないだろう。単勝2番人気で4倍前後のオッズというのはちょっと人気している印象もあるが、クリンチャーが1倍台の人気なら、馬券的にはそれなりの好配当も望める。

馬券は、アルバート頭の馬単で、相手はクリンチャーが本線、あとはレインボーライン、カレンミロティック、サトノクロニクル。

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