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vol.2162 皐月賞(GI)


昨年の皐月賞は毎日杯とアーリントンCの勝ち馬同士で決まった。あまりない組み合わせだったが、アルアインにしてもペルシアンナイトにしてもその後、きっちり活躍していて伏兵が波乱を起こしたという結果ではなかった。昨年の皐月賞は、有力馬と目される馬たちが本番前までにほとんど直接対決がなく、何が強いのかよくわからないまま本番を迎えることになった。それが波乱っぽい結果を招くことになったわけだが、これはかなり特殊な例だと思う。ふつうは前哨戦でだいたいの力関係ははっきりしている。

今年で言えばダノンプレミアムの強さは抜けていたように思う。完勝した朝日杯の2着馬はスプリングSを勝ち、3着馬はアーリントンCを楽勝した。距離が伸びた弥生賞では中距離でも強さに変わりがないことを見せたし、未対戦で世代最強という評価もあったワグネリアンを相手に完勝してみせた。ワグネリアンが中山向きではないことを差し引いても力の差を感じる内容だった。

ところがそのダノンプレミアムが挫石でまさかの回避。これでわからなくなった。ただわからなくなったとは言っても大きな波乱にはならないだろうと思う。前哨戦でだいたいの力関係はわかっているし、そもそも今年は昨年のように皐月賞の傍流路線のレースでそれほどインパクトがある勝ち方をした馬がいない。

連軸として信頼できるのはステルヴィオ。サウジアラビアRC、朝日杯とダノンプレミアムには完敗が続いたが、きっちり2着は確保している。前走、スプリングSではエポカロードにハナ差だったとはいえ、内容としては完勝だった。あの勝ち方をみるとロードカナロア産駒でも距離への不安はなさそう。中山コースに問題はなく、鞍上にはルメールを確保できた。そして道悪にも不安はない。これという減点材料がなく、これまで勝てなかったダノンプレミアム不在となると勝ち負け必至だろう。

ワグネリアンは前走、弥生賞は悪くなかった。東京コースであったならダノンプレミアムと差のない競馬をしたのではないかというくらいの走りはしてみせたように思う。ただ皐月賞は中山で行われる。たしかにここにはダノンプレミアムがいないのだからあっさり勝てる可能性もあるとは思うのだが、フルゲートでこの枠順を考えると、むしろここは危険な人気馬だろう。最終週で荒れた馬場のうえに道悪になりそうな条件だけに、4角で馬群が外に振る形になる可能性は高い。その馬群のさらに外から中山の短い直線で一気に差せるとは思えない。ここは無印。

で、今年の皐月賞で狙いたいのはタイムフライヤー。若葉Sで見せ場なく5着に敗れて大きく人気を落とした。ホープフルSのレベル云々や無理にGIにしたことへの批判というようなことになっているが、そういうことではないのではないかと思う。まあ、ホープフルSのGI格上げは無理矢理な話だとは思うが。それはさておき、若葉Sはハナを切ったアイトーンが逃げ切る展開だったなか、後方から外をまわったこの馬が勝ち負けできないのも仕方がない。ホープフルSのレベルにしても、2着のジャンダルムが弥生賞で3着にきているわけだからお話にならないくらいひどいというものでもない。そもそも朝日杯は勝ったダノンプレミアムが抜けて強かっただけだから、2着のステルヴィオ以下の連中とタイムフライヤーでは、どちらが強いとも現時点ではわからない。にもかかわらず単勝7番人気12倍まで人気を落としているのは評価を下げすぎているように思う。道悪に不安はなく、多頭数の中山二千で勝っているところも心強い材料で、しかも前へ行く馬が揃って展開的にも向きそう。走る条件は揃っている。この枠とこの人気だけに、ここは腹を括ったというかおそらくぽっかり開くであろうイン強襲を期待している。

あとはジャンダルム、オウケンムーン。

馬券は、タイムフライヤーとステルヴィオが本線で、あとはジャンダルム、オウケンムーン絡みのタテ目。

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