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vol.2168 優駿牝馬(GI)


桜花賞のアーモンドアイは強かった。後方から大外をまわって直線でズドンと突き抜けていった。2着がラッキーライラックで3着がリリーノーブルと、レース前に強いと考えられていた馬たちがきっちりと力を出しているわけだから、展開が向いたというようなものではなく、上がり3Fの数字が示すとおり、一頭だけ力が違っているような勝ちっぷりだった。

桜花賞とオークスの関連の強さを考えると、オークスで本命視されるのは当然で、あとは父ロードカナロアというところでオッズがどのくらいつくのかどうかと思っていたが、前日売りでは単勝オッズは2倍を切っている。ロードカナロア産駒だということはオークスではほとんど考慮されていないらしい。たしかに桜花賞の内容をみればそういう判断になるのも当然に思える。

そのアーモンドアイは買わない。

理由は、シンザン記念、桜花賞と同じように後方から大外一気で差し切る競馬をしているのだが、ああいう競馬でオークスを勝てるとはどうしても思えないということ。

数年後にアーモンドアイという馬が歴史的な名馬として名前を残す可能性もあるとは思うのだが、現役生活のどこかで能力の限界を露呈し、評価が尻すぼみになっていく馬は過去に数えきれないくらいいて、確率的に言えば、この馬もそういうことになる可能性は高い。もちろん歴史に名を残すような馬であれば、同世代の牝馬限定戦なら、府中の2400mで大外一気で勝つことくらいあっさりとやってのけてしまうのだろうが、この馬がそこまでの馬だろうか、と思えてしまう。個人的にはロードカナロアの父キングカメハメハがダービーで見せたような走りで圧勝してしまうところをみてみたいとは思うのだが、ただそういうことが本当に起こるかどうかということになると、懐疑的になってしまう。この馬がシルクの勝負服ではなかったら、多少は違ったかもしれないが。

長い直線のどこかで脚いろが鈍り、伸びを欠くことになってしまうのではないかと思う。

桜花賞2着、3着馬はどちらの陣営も距離延長に期待するようなコメントをしているが、ここは桜花賞組ではなく、フローラSを勝ったサトノワルキューレを本命に推す。

ダービーと皐月賞の関係と比べると、オークスと桜花賞の関係はそこまでがちがちに繋がったものではない。オークスでは桜花賞組以外も十分に馬券対象として考えられるというのは過去のオークスの結果が物語っている。昨年のモズカッチャンがいい例だと思う。かといって頭までの期待はなかなか難しいところもあるのだが、今年のサトノワルキューレには勝ち切るところまで期待したい。

フローラSは前へ行った馬が2着、3着に残る流れのなかを、道中最後方から大外をまわりながら差し切るというレースで、着差以上の力の差があったというのは一目瞭然だろう。大外一気という勝ちっぷりは桜花賞のアーモンドアイと似ているのだが、中身は違う。アーモンドアイと違ってこの馬には瞬発力は感じないが、いい脚をとにかく長く使っている。追えば追うだけ伸びている印象で、いかにも府中の長い直線向き。どの馬にも本質的には長い(長すぎる)距離だけに、ゴール前まできっちり伸び切れるかどうかというところに不安があると思うのだが、この馬はフローラSやゆきやなぎ賞のレースぶりを見る限り、その不安がないように思う。

さすがに今回は最後方からの競馬にはならないと思うが、ゲートを出たなりのポジションで流れに乗り、あとは直線でじわじわじわじわじわと伸びて、最後は粘る他の馬たちをねじ伏せるように差し切ってしまうのではないだろうか。

馬券は単。

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