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vol.2189 菊花賞(GI)


ダービー馬に無視されることも珍しくなくなっているだけにワグネリアン不在は(近年の)菊花賞の価値を下げるものでもない。春の強い馬に夏の上り馬が加わって“最も強い馬が勝つ”という一戦ではなくなってしまってひさしい。それだけに今年はメンバーとしては悪くないのではないかと思う。

そういう今年の菊花賞。

セントライト記念、神戸新聞杯の両トライアルを見る限り、ダービーの頃は未勝利馬だったんですよね、というような新興勢力はなく、ほぼ春の強い馬が夏を越えても引き続き強いままということになっている。こうなると前走が1000万下のような馬はいくらそこで強い勝ち方をしていても伏兵の域を出ない。そしてセントライト記念と神戸新聞杯を見比べるとどちらのレースのレベルが高かったのかははっきりしている。

で、予想の中心は神戸新聞杯組。

神戸新聞杯の結果から淀へのコース替わりのプラスマイナスを考えるわけだが、まず2着エタリオウは評価を下げる。末脚は強烈だが、差し一手の競馬ではどうしても勝ち味に遅くなる。この手の馬が一気に突き抜けていくのは淀の外回りではないだろう。最強の1勝馬とか言われるが、1勝馬であるのはそれなりの理由があるのだと思う。決して勝負は時の運とかそういう問題ではないのではないだろうか。

次に3着馬メイショウテッコンだが、これは買いたい。というかこれが本命。菊花賞を含めて淀の外回りコースの中長距離戦は先行有利で、先行抜け出しやロングスパートでの4角先頭といった形が好走パターンになる。メイショウテッコンの先行力はかなり魅力。ここはハナに行くことはできなさそうだが、控えても特に問題はないタイプだけに気にすることはないだろう。春のクラシックには出走できなかったとはいえ、神戸新聞杯をみれば、クラシック上位勢と遜色ない力を持っていることははっきりしている。その上、直線が平坦になる淀なら粘りはかなり増すだろうと思わせる競馬をしてみせたというのに、単勝は7番人気でオッズは14倍とあまり評価されていない。これなら松山君も変に欲を出さずに思い切った競馬ができるだろう。期待は大きい。

4着は皐月賞馬エポカドーロ。理想的な競馬をしたワグネリアン、自分の競馬ができたエタリオウ、メイショウテッコンに比べるとこちらはなかなか酷い競馬になった。先行して結果を残してきた馬がスタートで後手を踏んで後方から。あれだけ自分のリズムを崩しながら外をまわって差して4着は素直に力の証明だと評価すべきだろう。さすがに戸崎ともあろう騎手がまた出遅れることはないだろうし、そもそもこの馬には出遅れ癖はない。皐月賞馬ではあるがダービーの内容をみればこの馬が長い距離への適性を持っていることは一目瞭然。あっさり二冠もあり得る。言うまでもなく買い。

次に…というところなのだが、3連単を買う予定は(いまのところ)ないので、買う馬が2頭決まってしまったので、予想はこれで終了。

馬券はメイショウテッコンの単勝とメイショウテッコンとエポカドーロの馬単表裏&ワイド。

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